テキストと問題集の選択

その4:テキストと問題集の選択

簿記2級検定に独学で合格しようと思ったら、やはりテキストの選択は慎重に行なうべきです。
親切なのかもしれませんが、あまり詳しすぎるテキストはいけません。
そして、当然のことですがむずかし過ぎるテキストもだめです。それで無くとも取っ掛かりにくい簿記2級です。すぐ眠気に襲われてしまいます。

 

簿記2級の受験勉強は他の資格試験とは少し違い、暗記中心というより、どちらかというと解法を覚えることの方が重要となってきます。
そのためテキストは要約程度の薄いものでもいいから、問題集が充実している方がいいのです。
簿記検定の独学法の要(かなめ)はひたすら問題集を解きまくること。テキストを読み込んで覚えるよりも、手と電卓を使いまくって体に覚えこませるのです。
簿記2級のテキストは問題集で立ち止まった時にだけ読むくらいで十分です。その方が合格までの最短距離を狙えます。

 

あえてテキストの選択基準を言うとしたら、図表やイメージイラストの多用されているものの方が理解にはつながりやすいと思われます。
特に簿記2級での工業簿記は、原価計算などの計算方法が複雑なため、解法パターンを図やイラストなどでイメージして理解するほうが効果的かも知れません。
経験的に薦められるのは、TAC出版の「合格テキスト日商簿記2級シリーズ」や「合格するための過去問題集 日商簿記2級」あたりでしょうか。

その5:TACのパタ解き

出題パターンがほぼ決まっていると言っても過言ではない簿記2級検定において、最も有効な独学法は過去問題集の繰り返し演習ということになります。
これだけで9割方簿記2級は合格を決められると豪語する講師も存在するほどです。但しそこには幾つかの条件も当然存在するのですが・・・・・。

 

まず、いくら過去問題集の繰り返し演習が良いといっても、どんな問題集でも良いという訳にはいきません。そこには緻密な計算から練り上げられた最高の過去問題集が要求されます。
それがTAC出版から発行される、通称『 パタ解き 』(人によっては、解きパタとも言う)、正式名称:『 過去問題集 〜出題パターンと解き方〜 』です。

 

この問題集を手に入れることが出来たら、最低3回は初めから最期まですべての問題と格闘してください。そして忘れずに行なって欲しいのがチェックノートの作成です。
パタ解きを解きながら「 ここは重要だ 」でも「 忘れそうだ 」という箇所が出てきたとき、自分の言葉でノートに書き込むのです。そして定期的に読み直してください。

 

この作業こそが簿記2級検定の合否を左右する大きなパワーとなってゆきます。
ちなみに、予想問題集に手をつけるのは、パタ解きを3回解きこなしてからで十分です。

 

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